山口県立下関南高等学校ホームページを御覧いただきありがとうございます。
県道248号線から法面を攀じ登るように木々の茂る坂道を上ると、本校の正門が現れます。その正門を入ってすぐ右手に、「日々に磨かん智と徳と」と刻まれた校訓碑があります。この校訓のもと、生徒たちは学習や行事、部活動等、日々の学校生活に真摯に取り組んでいます。
本校は、今年度で120 周年を迎える県下でも有数の歴史と伝統を誇る学校です。沿革を辿ると、明治38 年の下関市立下関高等女学校として開校した本校は、県立高校への移管、校名変更、統合と再分離、男女共学化など、時代や社会情勢の推移に伴って幾多の変遷を経ながら発展、今日までに26,500人を超える卒業生を送り出し、地域や社会の要請に応えてまいりました。
現在は、令和4年度末に山口県教育委員会が策定した「確かな学力と豊かな人間性の涵養をめざすとともに、地域や大学等と連携・協働したキャリア教育を推進し、自らの夢の実現に向けて主体的に取り組み、志をもって他者と協働しながら地域・社会の課題解決に貢献できる人材を育成します」というスクール・ミッションを踏まえ、先の見えない不確定な現代をたくましく切り開いていくことのできる人材の育成に取り組んでいるところです。
特に令和7年度は、「やまぐち型社会連携教育推進事業」の実施年度に当たっており、これまで以上に、地域・社会の力をお借りしながら、探究的な能力を深め、主体的に学び続けていける生徒の育成を進めてまいりたいと思います。
つきましては、今後とも本校の教育活動に対して御理解と御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和7年(2025年)4月
下関南高等学校
校長 河合 信之